今日の選抜クラスの話を書かせてもう前に、自分の話を少し...(*^_^*)
朝から、ずっと打ち合わせが続き、その間にスタジオの事務のこともあり、また打ち合わせと...
レッスンも代講を立てて、本校に戻ったのは21時半...
それでも、講師やスタッフ達が各場所を守ってくれている!
生徒たちが頑張っている!
ご家族の皆さんが協力してくれているから
今日の僕は、僕じゃないとできない仕事に力を注げました。ありがとうございました

さて、スタジオの戻ると、選抜の子たちは...
トランプをやっていました




もちろん、レッスン中です!
「え?!だめでしょ!?」と、思った方もいると思います。
でも、安心してください

熱い理由があるんです

実は、今の選抜(BREAK)では、ある目的のために、作品を作る計画があります。
その作品を作るには、全員の個性が発揮されて、しかも連携が必要です。
そのためにはまずは、コミュニケーション!!僕みたいな古いおじさんは、
「ご飯を一緒に食べに行こう!一緒にバトルネタを作ろう!」そんな発想しか出ません。だから講師ミーティングではあまり意見は出さないことしていました。
Rint♂先生や、Kyao先生も僕と近い意見も出るのですが、すごいのはそのあとでした。
「結局、コミュニケーションをとろうと何かをしても、先輩たちが後輩をリードし、後輩たちは先輩に任せて、意見は言えない。結局自分を出せないのでは?」
「対等に楽しめて、盛り上がれる何かがいいよね?」
「遊びとか...」
「トランプとかは?」(※もちろん、レッスン時間の最後の何分かの時間ですよ)何年か前の僕なら
「論外」
「大切なレッスンの時間に何を考えているんだ」と、言い切ったに違いありません。
ですが、それは「レッスン中はダンスを習う場で、トランプをする場ではない!」という常識にとらわれているだけです。
「レッスンはダンスが上達できたり、生み出せるための場です。」
その目的のための最短ルートが、コミュニケーションだと講師が判断したんです。
当然彼らは、ダンスの実技と、時間配分も具体的に考えていました。
そこを信じて、評価し、サポートしないで何が代表でしょうか?とは言え、数年前の「鬼のSATOSHI先生」なら今のような考えに至らずに、ただストイックに技術のことだけしか頭になかったはずです。
それが完全に間違っているとも思いませんが、本来子どもたちが持っている力は引き出せないかも知れません。
結果、ダンス以上に一人一人のキャラがトランプでの交流時間で見えたようです。
僕も少し覗きましたが、すごくいい雰囲気でやってました...
トランプ
僕みたいな古い考えの人間と、若い彼らの発想が重なり合って生まれる新しい輝きも絶対にあります!!実際に、Rint♂先生やKyao先生がキッズの頃より、彼らが教えている今のキッズたちの方が技術は上です。
しかも怪我も圧倒的に減っています。

この頃(約7〜8年前)の僕はただストイックなだけで、自分も生徒も追い込んでいたと思います。
今の世代らしいいい作品が、今後できてくと思うので楽しみです。
そして、先輩から後輩へ、形を進化させながら、脈々と受け継がれるハートと技術が広がっていくと思います
皆さんも今後の彼らの活動をお楽しみに!!