踊る立場、創る立場、観る立場…とかについて少し考えました。
ダンサーの端くれとして、僕が生徒達に常に言い続けていることは、
みんなを輝かせてくれる場所を作ってくれるたくさんのスタッフさんに感謝しましょう。
今日送迎してくれていたり、日頃から支えてくれている家族に感謝しましょう。
観てくれるお客さんに感謝しましょう。
一緒に練習してきた仲間にも感謝しましょう。
それを伝えるためにも全部出し切ろう。
言葉に多少の違いはあるけど、こんな感じです^^
在り来たりですが、やはりこれらの気持ちは常に大切だと思います。
一人でショーをすることは無理です。そこにはたくさんの人たちの協力が必ずあります。
その人たちがベストを尽くすからこそ心のあるショーが生まれます。
まずは、踊る方が全力を出し切らないといけません!
観る側の方々にもお願いしたいのですが、その場にいるみんなでショーを楽しむためにもマナーは大切です。
劇場には非常時のために緊急避難通路を確保する義務もあり、立ち見や三脚での撮影がNGな場合が殆どです。携帯の使用がNGだったりするのにも、他のお客さんに迷惑がかかること以外にも機材への影響などの理由があります。(ここでは長くなるので省略します)
また、ダンスショーは小さなお子様を中心に考えられていない場合が多いから、真っ暗になるし音量も大きいです。できるだけ出入り口に近い場所に座ることをおススメします^^
幼児は入場可能か予め調べておくことも良いかもしれません。
企画する側も、幅広い層にダンスが認知されてきたことへの対応が重要ですね。
チラシやチケットにもより親切な説明が今まで以上に必要とされています。
ダンサー、スタッフ、観客、それぞれの立場でその場をより良い時間にしようという気持ちが大きな感動に繋がるはずです。
ダンスシーンがどんどん発展していく中で、表面的な華やかさや格好良さだけではなく、その土台になっている「心」の部分も、もっと伝わるようにする方法を考え続けたいです。
ダンスに関わる者として、ショーには多くの人が時間やお金を使っているという責任も大切にしたいです。
常に、まずは大人がしっかり考えて行動していく必要があると僕は思います。
自らも勉強して、発信してくことが大事ですよね。
…最後に、マナーの話に戻りますが、うちの父は僕が創るダンスをすごく楽しんでくれます。
お恥ずかしい話ですが、会場の大小に関わらず、わりと大きな拍手と指笛を響かせているときがあります^^;
もちろんちゃんと場やタイミングは考えていると思いますが…。
うちの二人の子供達も、下の子は三歳です。何とか僕の出番は楽しんでいるようですが、基本じっとしていられません。妻は落ち着いてショーを観ることはまだできないようです。それでも観に来るときはちび助に振り回されながらも、通路側でそれなりに楽しんでいます。
父も息子も、もしかしたら他のお客さんに迷惑をかけているかもしれません^^;
ただ、それぞれの立場で楽しんでいることは間違いんです。
マナーの中で自分なりの楽しみ方がどこまでできるか?
というのも、見る側も、企画する側も、踊る側も、即興性が試せる場がステージなのかもしれません。
(今回はマナーとするか、モラルと書くか少し迷いましたが、マナーにしました^^)
なんだかまた話がまとまらないこと書いてしまいました^^